しすてまてぃっくりすく と ひしすてまてぃっくりすく
システマティック・リスクと非システマティック・リスク
投資のリスクをその性質によって分けたものです。市場全体に共通し分散投資でも回避できないシステマティック・リスクと、分散投資によって減らせる非システマティック・リスクがあります。
詳しい説明
投資のリスクを原因によって分類したものです。システマティック・リスクは市場全体に共通するリスク、非システマティック・リスクは特定の企業や業種に固有のリスクを指します。
ファイナンシャル・プランニング技能検定では、分散投資によるリスク低減効果と関連付けて問われます。複数の銘柄に分散投資を行うことで、非システマティック・リスクは低減できますが、システマティック・リスクは回避できません。
システマティック・リスクは市場リスクとも呼ばれ、景気変動や金利の変化などが要因です。非システマティック・リスクは個別リスクとも呼ばれ、企業の不祥事や製品の失敗などが要因です。分散投資の目的は、この非システマティック・リスクを最小化することにあります。
たとえば、ある企業の株だけを持っていると、その企業の業績悪化で大きな損失を被りますが、これは非システマティック・リスクです。一方で、世界的な金融危機で株価全体が下落するリスクは、システマティック・リスクであり、どれほど銘柄を分散しても避けることは困難です。
試験で問われること
ファイナンシャル・プランニング技能検定
- 分散投資で回避できるのは非システマティック・リスクのみであることを理解します。
- システマティック・リスクが市場全体のリスクであり、分散投資で排除できないことを押さえます。
- それぞれの具体例(景気変動vs企業の不祥事)を取り違えないようにします。