すぷりんとばっくろぐ
スプリントバックログ
スプリント期間内にチームが完了させる作業の具体リストです。全体の要望リストであるプロダクトバックログから抽出・詳細化され、期間中の作業の見える化と進捗管理に用いられます。
詳しい説明
1. 定義
スプリント内でチームが達成すべきタスクのリストです。プロダクトバックログから選別された項目を、より詳細な作業に分解して管理します。
このリストはチーム全員で共有され、スプリント期間中に誰がどの作業をしているかを見える化します。開発の進捗を管理し、期間内に完了させるための計画表です。
2. 仕組みと種類
スプリント計画会議において、プロダクトバックログから作業内容を抽出し、スプリントバックログを作成します。タスクは小さく分解し、見積もりを行います。
期間中、チームはスプリントバックログの内容に従って作業を進めます。タスクが追加されたり進捗が遅れたりする場合は、メンバー間で調整を行い、リストを更新します。
3. 試験ごとの視点
ITパスポート試験では、アジャイル開発で作業を見える化するツールとして問われます。チームで共有することが重要です。
基本情報技術者試験では、プロダクトバックログとの違いが問われます。プロダクト全体の要望リストから、スプリント単位の具体的な作業へ落とし込まれたものであることを理解します。
4. 紛らわしい語との違い
プロダクトバックログは、開発すべき製品の全機能や要望のリストです。スプリントバックログは、そこから今度のスプリントでやる分を具体化したものです。
リリースバックログは、特定のリリースに向けて実施する作業の集合です。スプリントバックログは期間が短く、より作業単位に近いものです。
5. 身近な例
今週のTO-DOリストがスプリントバックログの例です。長期的な目標(プロダクト)の中から、今週やるべき細かいタスクを書き出したものです。
料理の献立を作る際、冷蔵庫にある食材を元に、今週の夕食リストを作ることは、プロダクトの在庫からスプリントのタスクを抽出する作業と似ています。
試験で問われること
ITパスポート試験
- チームで共有する作業リスト
- 作業の見える化
- スプリントの目標
基本情報技術者試験
- プロダクトバックログからの抽出
- タスクの詳細化
- 進捗管理の手段