ぬすみみ
盗み見
人の肩越しにPC画面やキーボード入力などを物理的に覗き見て情報を盗み出す行為で、ソーシャルエンジニアリングの一種です。
詳しい説明
盗み見とは、PCの画面や書類、キーボードの入力操作などを、周囲から物理的に覗き見る行為のことです。ショルダーハッキングとも呼ばれ、ソーシャルエンジニアリングの一つに分類されます。特別なITスキルがなくても実行できてしまうため、情報漏洩の手口として非常に身近で危険な存在です。
この被害は、公共の場やオフィスなど、人が行き交う場所で発生します。例えば、カフェで仕事中に画面を覗かれて顧客情報が見られたり、パスワードを入力する指の動きを後ろから見られたりするケースが挙げられます。また、離席した隙に画面を盗み見られることもあります。これらはハッカーが特殊な攻撃を行うのとは対照的に、物理的な視線を利用した原始的ですが確実な情報の窃取方法です。
対策としては、物理的な遮断が最も効果的です。プライバシーフィルタを使用して画面の視野角を狭めること、PCの画面ロックを習慣づけること、キーボード入力時に手元を隠すことなどが有効です。また、重要な情報は公共の場で扱わないといった運用ルールの徹底も重要です。試験では、技術的なセキュリティ対策だけでなく、こうした物理的なセキュリティ対策の重要性が問われます。
試験で問われること
ITパスポート試験
- ソーシャルエンジニアリングの一種であることの理解。
- ショルダーハッキングという別名を知っておく。
- プライバシーフィルタや画面ロックといった基本的な対策を挙げる。
基本情報技術者試験
- 物理的セキュリティの重要性として出題される。
- ソーシャルエンジニアリングに対する多角的な対策の一部として位置づける。
- 情報セキュリティマネジメントにおける教育やルール運用の必要性と絡めて問われる。