ぼうがいこうい
妨害行為
コンピュータシステムやネットワークサービスの正常な稼働を、不正な通信や攻撃によって故意に中断・遅延させ、可用性を低下させるサイバー攻撃の一種です。
詳しい説明
妨害行為とは、コンピュータシステムやネットワークサービスの正常な稼働を、不正な通信や攻撃によって故意に中断させたり、著しく遅延させたりする行為です。サービスの可用性を低下させることで、正規のユーザーがシステムを利用できなくする攻撃の総称を指します。
代表的な手法には、標的となるサーバーに大量のデータを送りつけ、処理能力をパンクさせるDoS攻撃や、複数の場所から一斉に攻撃を行うDDoS攻撃があります。また、物理的なケーブルの切断や、システム設定の改ざん、意図的な不正ログの大量生成なども、業務を停滞させる妨害行為として扱われます。
試験では、セキュリティの3要素である可用性を損なう攻撃として問われます。混同しやすいのは「情報漏洩」との違いです。情報漏洩はデータを盗み出す行為ですが、妨害行為はシステムを使えなくすることに主眼があります。攻撃の目的を整理し、可用性の侵害に関連する脅威として分類することが求められます。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 可用性を損なう攻撃の一種であることを押さえます。
- DoS攻撃やDDoS攻撃との関連性を理解します。
- 情報漏洩(機密性の侵害)とは目的が異なることを区別します。
基本情報技術者試験
- サービス不能攻撃の具体的手法を把握します。
- ネットワークリソースを枯渇させる仕組みを理解します。
- 可用性に対する脅威としての位置づけを明確にします。