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しはらいやちん

支払家賃

借りている店舗や事務所などの建物の賃借料を記録する費用科目です。決算では前払い分を繰り延べます。

詳しい説明

業務のために賃借している店舗やオフィス、倉庫などの建物・部屋に対して支払う賃借料を記録する費用の勘定科目です。土地の賃料である支払地代とは区別し、建物に対する賃料であれば支払家賃を用います。

たとえば、当期12月1日に、向こう1年分の事務所家賃120,000円を普通預金から前払いしたとします。支払った時点では、借方に支払家賃120,000円、貸方に普通預金120,000円と仕訳します。

決算日が3月31日だとすると、12月から3月までの4か月分が当期の費用で、4月から11月までの8か月分は次期の費用にあたります。次期分は120,000円の12分の8にあたる80,000円です。この80,000円を当期の費用から取り除き、前払家賃という資産に振り替えます。仕訳は借方に前払家賃80,000円、貸方に支払家賃80,000円です。

このように、賃借料を前払いしたときは、決算で未経過分を月割り計算して前払家賃に繰り延べる処理が中心的な論点になります。

試験で問われること

日商簿記検定

  • 建物の賃借料であることを判断し、支払家賃を用いる点が問われます。
  • 決算整理で未経過分を月割り計算して前払家賃へ振り替える仕訳が問われます。
  • 支払地代との使い分けが問われます。