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かいきぶんせき

回帰分析

変数間の関係を明らかにし、過去のデータから将来の予測を行う統計手法です。独立変数を用いて従属変数の値を推定し、影響度や相関を数値化して意思決定に根拠を与えます。

詳しい説明

1. 定義

回帰分析は、ある結果(目的変数)がどのような要因(説明変数)に影響を受けているかを分析し、予測モデルを作成する統計手法です。過去のデータから変数間の関係式を導き出し、未知の値を推定します。

2. 仕組みと種類

説明変数が1つのものを単回帰分析、2つ以上のものを重回帰分析と呼びます。単回帰分析では、「目的変数 = 定数 + 係数 × 説明変数」という直線の式を当てはめます。この係数が、説明変数が1単位増えた時に目的変数がどれだけ変化するかを表す感度となります。分析には最小二乗法を用いて誤差を最小化します。

3. 紛らわしい語との違い

相関分析は変数の関係の強さを測るだけであり、予測式を導きません。回帰分析は変数間の関数関係をモデル化して予測を行います。擬似相関は、分析で高い相関が出ていても因果関係が誤っている可能性があることを指します。

4. 身近な例

「広告費をいくら使えば、売上がいくら増えるか」という予測です。広告費を説明変数、売上を目的変数として過去データから回帰式を作ることで、投資予算の決定に役立てます。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 単回帰分析の目的(予測や因果の推定)
  • 説明変数が原因、目的変数が結果という関係
  • 意思決定支援ツールとしての役割

基本情報技術者試験

  • 重回帰分析における多重共線性(マルチコライニアリティ)の注意
  • 残差分析の考え方
  • モデルの適合度の評価