れこーど
レコード
データベースやファイルにおいて、関連する属性をまとめた1単位のデータです。リレーショナルデータベースでは表の1行に相当し、個別の事象や実体を管理する基本単位となります。
詳しい説明
レコードとは、データベースやファイルシステムにおいて、複数の属性(項目)を1つにまとめたデータの集合体のことです。リレーショナルデータベース(RDBMS)では、表(テーブル)の横1行分を指します。例えば社員名簿のテーブルであれば、1人分の社員データ(氏名、社員番号、部署など)が1つのレコードに相当します。
RDBMSの構造では、列(カラム)がデータの種類(属性)を表し、行(レコード)がその種類に対応する個別のデータを表します。このレコードの集まりで構成されるのが表であり、特定のレコードを一意に識別するために「主キー」が設定されます。レコードを操作する際には、データベース言語であるSQLを使用して、検索、追加、更新、削除といった処理を行います。
試験では、ファイルの概念とデータベースの概念を区別して押さえることが重要です。ファイルシステムでは、レコードは論理的にひとまとまりになったデータ行を指し、その集合がファイルとなります。データベースでの行という概念と共通しているため、データ構造の基本単位として、属性とレコードの関係を正確に理解しておく必要があります。
試験で問われること
ITパスポート試験
- データベースの表における「行」がレコードであることを理解する。
- 項目(フィールド)とレコードの構成を理解する。
- レコードを一意に特定するための主キーの概念と結びつける。
基本情報技術者試験
- リレーショナルデータベースにおけるタプルと同義であることを押さえる。
- ファイルシステムとデータベースにおけるレコードの概念の共通点を理解する。
- レコードの抽出や操作を行うSQLの基本をレコード単位で考える。