本文へ移動

しつてきでーた

質的データ

数値そのものではなく、事物の性質や種類、分類を表すデータです。アンケートの回答や顧客属性などが該当し、そのままでは平均値の算出などの演算はできません。

詳しい説明

質的データとは、数値そのものではなく、性質や種類、分類を表すデータを指します。例えば、アンケートにおける「性別」や「都道府県名」、「満足度の評価(満足、普通、不満)」などが該当します。これらのデータは、そのままで計算を行うことが難しいため、分析の際には数値に置き換えるか、度数分布表を作成して出現頻度を調べたりする手法がとられます。

データ分析の場面では、データを数値で扱えるかどうかが重要になります。質的データは、個々の値に大小や順序がある場合と、単なるラベルとして扱われる場合があります。例えば「血液型」は順序のない名義尺度であり、「満足度」は順序尺度として扱われます。これらの違いを理解することで、適切な統計手法を選択できるようになります。

試験では定量的データとの区別が問われます。数値として計算可能なのが定量的データであり、そうでないものが質的データという整理が基本です。データサイエンスの基礎として、アンケートの自由記述回答やカテゴリ分けされたデータを扱う際に、どの尺度として分析すべきかが問われることがあります。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 質的データは性質や種類を表すデータであり、そのままでは算術的な計算ができないことを押さえる。
  • 数値として集計可能な定量的データと混同しないように整理する。

基本情報技術者試験

  • 尺度による分類として、順序のない名義尺度と順序のある順序尺度があることを区別する。