じかはつでんそうち
自家発電装置
自家発電装置とは、商用電源が停電した際に電力を供給する非常用の設備です。UPSが短時間のバックアップを担うのに対し、自家発電装置は燃料を用いて長時間の電力確保を行います。
詳しい説明
1. 自家発電装置とはどのような設備か
自家発電装置とは、電力会社からの電力供給が停止した際に、施設やデータセンターに電力を供給するための非常用設備です。情報システムにとって電力は不可欠であり、停電はシステムの停止やデータの損失に直結します。そのため、災害や事故による商用電源のトラブルに備えて、事業継続計画(BCP)の観点から導入されます。
一般的にはディーゼルエンジンやガソリンエンジンを用いた発電機が利用されます。停電を検知すると自動的に起動し、UPS(無停電電源装置)と連携して安定した電力供給を維持する仕組みです。一定時間の稼働に必要な燃料を備蓄しておく必要があり、定期的な点検やメンテナンスが不可欠です。
試験では、UPSとの役割の違いが頻出です。UPSは瞬間的な停電をカバーする数分程度の電力供給を行いますが、自家発電装置は長時間停電に対応するための燃料を用いた発電設備です。ITパスポート試験等では、災害対策や可用性向上策として、これらを組み合わせる重要性が問われます。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 停電対策としての役割と、UPSとの役割分担が問われます。
基本情報技術者試験
- 可用性向上の施策として、電源の多重化や長時間停電時の対応能力などが問われます。