よていはいふ
予定配賦
あらかじめ定めた予定配賦率を用いて、製造間接費を各製品に割り当てる方法です。実際額の確定を待たず迅速に原価を計算できます。実際額との差額は配賦差異として処理します。
詳しい説明
製造間接費を製品に配賦する際、実際発生額が確定するのを待たずに、あらかじめ定めた予定配賦率を用いて計算する方法です。迅速な原価計算のために行います。
日商簿記検定では、予定配賦率の算出と、実際発生額との比較による配賦差異の計算が問われます。予定配賦を行った場合は必ず配賦差異が生じるため、その処理が重要です。
実際配賦法は実際発生額を配賦しますが、予定配賦法は予算に基づく率を使います。予定を使うことで、月中の製品原価を速やかに把握できます。
たとえば、あらかじめ年間予算から算出した予定配賦率が1時間あたり1,000円とします。実際に製品加工に2時間かかった場合、1,000円×2時間=2,000円をその製品の製造間接費として配賦します。実際は1,800円しか発生していなかった場合、200円の過剰配賦となります。
試験で問われること
日商簿記検定
- 予定配賦率の計算式が問われます。
- 配賦差異の算出と会計処理が問われます。
- 迅速な計算という目的が問われます。