しょうひん
商品
売買を目的として仕入れた品物です。資産に分類し、販売するまでは在庫として貸借対照表に計上します。売れた時に売上原価へ振り替える処理が試験の重要ポイントです。
詳しい説明
販売を目的として外部から購入した物品や、自社で製造した在庫を指す資産の勘定科目です。企業が営業活動を通じて利益を得るための中心的な要素であり、販売するまでの間は貸借対照表に資産として計上されます。売れた時点で、費用である売上原価へ振り替えるのが簿記の基本的な処理です。
日商簿記検定では、商品の仕入と売上の仕訳、および期末の棚卸による在庫管理が重要です。特に、仕入れた商品のうち期末に売れ残った金額を求め、売上原価を算出する処理が頻出します。棚卸減耗損や商品評価損といった決算時の評価も重要な視点です。
仕入や売掛金、買掛金といった関連科目との区別が重要です。単に品物を購入しても、それが販売目的でなければ商品ではなく備品や材料として扱うため、取引の目的を明確にする必要があります。
文房具店がボールペンを100円で仕入れた場合、ボールペンは商品として資産計上されます。その後、顧客に150円で販売した時点で、100円分を売上原価という費用に振り替え、差額の50円を売上総利益として認識します。
試験で問われること
日商簿記検定
- 仕入時に費用とするのではなく、販売時に売上原価へ振り替える処理が問われます。
- 期末棚卸による在庫高の確定と、売上原価の算定方法が計算問題として頻出します。
- 棚卸減耗損や商品評価損の処理など、帳簿在庫と実地在庫の差額を調整する知識が問われます。