えむおーてぃー
MOT
MOT = Management of Technology
技術をビジネスの競争力に変えるための経営管理手法です。
詳しい説明
MOTとは、技術という経営資源を効果的に活用し、新しい価値を創造して企業の競争力を高めるための経営管理手法です。単に新しい技術を開発することだけを目的とせず、その技術が市場でどのような価値を生み出し、企業の利益にどう貢献するのかという経済的な観点を含めて管理を行います。
仕組みとしては、技術の目利き、研究開発の投資判断、製品化に向けたプロジェクト管理などを一貫して行います。技術に詳しい技術者と、経営戦略に詳しい経営者が同じ認識を持ち、技術開発を企業の成長戦略と直結させることが不可欠です。技術のライフサイクルを考慮した迅速な意思決定が、変化の激しい市場で生き残る鍵となります。
試験では、技術経営の重要性として問われます。技術革新が早い分野で、研究開発費をどのように配分し、どのタイミングで市場へ投入するかが戦略として問われます。混同しやすいものに、単なる「技術開発(R&D)」がありますが、MOTは「技術をビジネスの成功につなげるマネジメント」という、より広範で戦略的な視点を持っている点が異なります。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 技術を競争力の源泉とする経営戦略の一環として理解すること。
- 研究開発の効率的な管理手法としての側面を押さえること。
- 技術と経営の橋渡し役としての視点を持つこと。
基本情報技術者試験
- プロダクトライフサイクルと技術開発のタイミングを理解すること。
- 事業戦略に基づいた技術開発の優先順位付けについて理解すること。
- 技術戦略と経営戦略の統合という概念を押さえること。