ほけんりょう
保険料
火災保険や自動車保険などの掛金を記録する費用科目です。決算では前払い分を前払保険料に繰り延べます。
詳しい説明
建物や商品、車両などにかける火災保険や自動車保険、損害保険などの掛金を記録する費用の勘定科目です。保険の種類によって科目を分けることはなく、一括して保険料として処理します。
たとえば、当期8月1日に、向こう1年分の店舗の火災保険料24,000円を普通預金から支払ったとします。支払った時点では、借方に保険料24,000円、貸方に普通預金24,000円と仕訳します。
決算日が3月31日だとすると、8月から3月までの8か月分が当期の費用で、4月から7月までの4か月分は次期の費用にあたります。次期分は24,000円の12分の4にあたる8,000円です。この8,000円を当期の費用から取り除き、前払保険料という資産に振り替えます。仕訳は借方に前払保険料8,000円、貸方に保険料8,000円です。
決算整理の中でも、経過勘定の繰延べ問題として保険料はもっとも出題頻度が高い科目のひとつです。当期に経過した月数分を費用に残し、未経過の月数分を前払保険料という資産に振り替える計算を正確に行うことが求められます。
試験で問われること
日商簿記検定
- 決算で前払分を月割り計算して繰り延べる仕訳が頻出です。
- 前払保険料への振替と翌期首の再振替の関係が問われます。
- 支払った事実を保険料として費用計上する基本的な仕訳が問われます。
ファイナンシャル・プランニング技能検定
- 予定死亡率、予定利率、予定事業費率の3要素が保険料に与える影響を確認します。
- 予定利率が上がると保険料は安くなり、下がると高くなる仕組みを押さえます。
- 保険料控除の対象となる保険料の範囲と計算方法が問われます。