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えーあい・でーたのりようにかんするけいやくがいどらいん

AI・データの利用に関する契約ガイドライン

別称: AI契約ガイドライン

AI開発やデータ提供を伴う契約において、権利関係や安全性の確保を目的に経済産業省が策定した指針です。

詳しい説明

AI・データの利用に関する契約ガイドラインとは、AI開発やデータの提供を伴う取引において、当事者間での紛争を防ぎ、公正な契約を結ぶために経済産業省が策定した指針です。AI開発は、学習データの収集、モデルの開発、サービスの提供といった複数の段階を経て行われますが、各段階で知的財産権の扱いなどが複雑になります。このガイドラインは、それらの権利関係や責任分担を整理し、契約書に盛り込むべき条項のモデルを示す役割を担っています。

ガイドラインには、知的財産権の帰属、データの品質管理、AIの出力物の権利、契約終了後の取り扱いなどが具体的に記述されています。例えば、学習データの権利は誰が持つのか、AIの誤出力によって損害が出た場合、どちらが責任を負うかといった項目です。これにより、ITの専門知識がない発注者でも、どのような点に気をつけて契約を結ぶべきかの判断基準を得ることができます。

試験では、契約のトラブルを回避するための「契約書の構成要素」として問われます。特に知的財産権の帰属が「開発者」と「発注者」のどちらになるか、あるいは共有となるのかといった整理が問われます。また、このガイドラインが法的拘束力を持つ法律ではなく、あくまで指針であるという点も混同しやすいため注意が必要です。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 知的財産権の帰属を明確にすることの重要性を理解する。
  • 契約書には責任分担や権利について記載すべき項目があることを知る。
  • ガイドラインは強制法規ではなく、取引の指針であることを押さえる。

基本情報技術者試験

  • AI開発における各フェーズでの成果物と権利帰属を整理する。
  • 学習済みモデルの権利と学習データの権利を分けて考える。
  • 契約書の条項が、後の損害賠償や紛争解決の根拠になることを理解する。