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かんさせいこのにゅうしゅとひょうか

監査証拠の入手と評価

システム監査において監査の結論を裏付ける客観的な事実を集め、その信頼性と量を判断するプロセスです。

詳しい説明

監査証拠の入手と評価とは、システム監査において、監査対象が適切に運営されているかどうかを裏付ける事実を集め、その内容を判断するプロセスです。システム監査人は「監査の意見」を述べるために、客観的で信頼できる証拠を収集しなければなりません。このプロセスが適正でなければ、監査の結論である監査報告書の信頼性も揺らいでしまいます。

入手方法には、関係者へのヒアリング、システム操作の観察、ログデータの閲覧、文書の照合など多様な手法があります。収集した証拠は、十分性と適切性が求められます。十分性とは、監査の結論を導き出すために必要な量があることであり、適切性とは、その証拠が真実を反映しており、信頼できるものであることを指します。これらを総合的に評価し、問題点がないか、あるいは改善が必要かを判断します。

試験では、どのような手法が監査証拠として有効か、また入手した証拠をどのように評価するかが問われます。特に、証拠の信頼性を判断する基準として、作成された日時や作成者の権限、原本であるかどうかなどが考慮されます。監査人が独断で判断せず、収集した証拠に基づいて論理的に結論を導き出すプロセスの厳格さが、監査の質の担保につながります。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 監査証拠は事実確認のための材料であることを理解する。
  • 客観的な証拠に基づく監査の重要性を知る。
  • 監査の結論が個人の主観ではなく、証拠に基づいていることを理解する。

基本情報技術者試験

  • 監査証拠の「十分性」と「適切性」の定義を理解する。
  • 監査手続(突合、質問、観察など)と証拠の種類の関係を整理する。
  • 証拠の信頼性を評価する基準を理解し、監査判断のプロセスを把握する。