がいこくぜいがくこうじょ
外国税額控除
国外で得た所得に対して現地の国で課税された場合に、その税額分を日本の所得税額から差し引く制度です。日本と外国とのあいだで生じる二重課税を排除するための調整です。
詳しい説明
居住者が外国で得た所得について、その国で所得税などが課された場合、日本の所得税からその外国税額を差し引く制度です。日本と外国の両方で課税される二重課税を排除するための調整措置です。
ファイナンシャル・プランニング技能検定では、この制度が二重課税の排除を目的としている点が問われます。控除限度額があり、外国所得税の全額が必ずしも控除できるとは限らない点に注意が必要です。限度額は、日本の所得税額に、外国所得の割合を乗じて算出されます。
この制度は、国外源泉所得がある投資家や海外駐在員にとって重要です。外国での税負担が重い場合、一定範囲内で日本の税金が減額されるため、実質的な二重課税を軽減できます。
たとえば、外国株の配当金に対して現地で10%の税金が引かれた場合、その税額を日本の確定申告時に外国税額控除として適用し、日本で納めるべき所得税から差し引くことで、トータルの税負担を調整します。現地で徴収された税金分、日本の税金が減る仕組みです。
試験で問われること
ファイナンシャル・プランニング技能検定
- 二重課税を排除するための制度であることを理解します。
- 控除限度額の概念(日本の所得税額×国外所得比率)を把握します。
- 外国で課された所得税が対象であることを押さえます。