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えっじこんぴゅーてぃんぐ

エッジコンピューティング

ネットワークの末端にある端末やサーバの近くでデータ処理を行う手法です。通信の遅延を抑え、即時性の高いサービスを実現するために活用されます。

詳しい説明

エッジコンピューティングとは、ネットワークの末端にある端末やサーバの近くでデータ処理を行う技術です。従来はクラウドコンピューティングのように中央のデータセンターへ全てのデータを送って処理していましたが、通信遅延や帯域の圧迫を避けるために、発生源に近い場所で即座に処理を完結させる手法が取られるようになりました。

自動運転車やIoT機器、工場のセンサーなど、リアルタイム性が求められる環境では、クラウドへの往復通信が致命的な遅延を生むことがあります。エッジコンピューティングであれば、データをその場で解析し、必要な制御を即座に行えます。また、全てのデータをクラウドに送る必要がないため、通信コストの削減や、プライバシー保護の観点からも利点があります。

混同しやすい語に、クラウドコンピューティングがあります。クラウドが中央集中型で巨大な計算資源を提供するのに対し、エッジコンピューティングは分散型でデータの近くで処理します。試験では、IoTシステムやリアルタイム制御が必要な場面において、どちらの処理形態が適しているかという文脈で問われます。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • クラウドコンピューティングとの違いを理解する。
  • IoTにおけるデータ処理の即時性の重要性を把握する。
  • ネットワークの負荷軽減というメリットを認識する。

基本情報技術者試験

  • 分散処理システムとしてのエッジコンピューティングを理解する。
  • 通信遅延を考慮したシステムアーキテクチャの設計を把握する。
  • センサーネットワークにおけるデータ処理の適材適所を判断する。