にじゅうきょうはく
二重脅迫(ダブルエクストーション)
別称: ダブルエクストーション
ランサムウェア攻撃の一形態で、データの暗号化だけでなく、窃取した機密情報の公開を盾に金銭を要求する手法です。
詳しい説明
1. 定義
二重脅迫とは、ランサムウェア攻撃の一形態で、データを暗号化して復旧を拒むだけでなく、盗み出した機密情報を公開すると脅して金銭を要求する手法です。近年、被害者の心理的負担を大きくさせるため、単なるデータの暗号化以上に悪質な手口として急増しています。
2. 仕組みと種類
攻撃者は被害企業に対して、身代金を払わなければ情報を暴露するという二段構えの圧力をかけます。単にシステムを使えなくするだけでなく、社会的信用を奪うという人質をとるような脅しが特徴です。データが暗号化されてもバックアップから復元すれば良いという対策が通用しなくなっているため、深刻な脅威となっています。
3. 試験ごとの視点
セキュリティ関連の試験において、ランサムウェアとの違いが問われます。ランサムウェアはシステムをロックする攻撃の総称ですが、二重脅迫はその攻撃の過程でデータの窃取を伴う点が最大の違いであり、情報漏洩対策の重要性が高まっていることを強調する文脈で出題されます。
試験で問われること
ITパスポート試験
- ランサムウェアによる二重脅迫の内容を理解する。
- データの暗号化と情報漏洩の両方が発生する攻撃であることを押さえる。
- 社会的信用の損失という脅迫の側面を理解する。
基本情報技術者試験
- 二重脅迫の攻撃プロセスと対策の難しさを整理する。
- 情報漏洩対策が不可欠であることを理解する。
- 単なるバックアップでは防げない脅威であることを把握する。