かとりーりすく
カントリーリスク
特定の国の政治不安や経済危機、戦争、法制度の変更などにより資産運用に支障が生じるリスクで、海外債券投資では発行体の信用度に加え、その国の政治経済情勢も評価が必要です。
詳しい説明
1. 定義
特定の国において、政治不安や経済危機、戦争、法制度の変更などが発生し、その国が関係する資産運用に支障が出るリスクです。
2. 制度・考え方の内訳
海外の債券に投資する場合、発行体そのものの信用リスクに加えて、発行体が所在する国や、通貨建ての基礎となる国の政治・経済情勢という、発行体単独では管理できない要因も評価する必要があります。政情不安による元利金の支払い停止は、カントリーリスクが現実化した典型例です。
3. 検定試験での視点
カントリーリスクは発行体固有の信用リスクとは別に評価すべき要因である点、海外債券投資では国内債券投資より考慮すべき要因が多い点が問われます。
4. 紛らわしい制度・語との違い
為替リスクは為替レートの変動により円換算の受取額が変わるリスクで、カントリーリスクはその国自体の政治・経済的な安定性に関するリスクです。海外投資には両方が同時に伴います。
5. 身近な例
政情が不安定な国の国債に投資した後、その国で政変が起き、利払いが滞る、という場面で使われます。
試験で問われること
ファイナンシャル・プランニング技能検定
- 外貨建て債券投資における主要なリスクの一つであること。
- 新興国債券ほどカントリーリスクが高い点。
- 政治的混乱や送金制限などの影響。