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そうかんといんが

相関と因果

2つの事象が同時に変化する関係性である相関と、一方が原因となって他方が変化する原因と結果の関係である因果は別物です。相関があっても因果があるとは限らず、混同を避けることが重要です。

詳しい説明

1. 定義

相関とは2つのデータの間に何らかの関連性があることであり、因果とは一方が原因で他方が結果として生じる関係です。データ分析において、この2つを明確に区別することは非常に重要です。

2. 仕組みと種類

相関には、一方が増えれば他方も増える「正の相関」と、一方が増えれば他方が減る「負の相関」があります。相関関係があるからといって、必ずしも因果関係があるわけではありません。因果関係を確認するには、時系列的な前後関係(原因が先)や、他の要因を排除した分析、実験による検証が必要です。

3. 紛らわしい語との違い

相関分析は数学的な繋がりを調べる手法、回帰分析は因果モデルの予測を行う手法です。擬似相関は、数学的には相関しているが因果はない現象そのものを指します。

4. 身近な例

「アイスクリームの売上が増えると溺水事故も増える」というケース。両者は正の相関がありますが、アイスが原因で溺れるわけではなく、「気温の上昇」という第3の変数が双方の原因となっています。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 相関があっても因果があるとは限らないことを理解する
  • データ分析時の誤った判断の防止
  • 相関は統計的関係、因果は論理的関係

基本情報技術者試験

  • 交絡因子の存在と因果推論の難しさ
  • ランダム化比較試験(RCT)による因果の検証
  • 相関関係と擬似相関の識別