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クリアデスク・クリアスクリーン
離席時に机の上や画面上に機密情報を放置しない、物理的な情報漏洩対策です。帰宅時や離席時に机を片付け、画面をロックすることで、のぞき見や不正アクセスを未然に防ぐ基本的な行動規範です。
詳しい説明
1. 定義
クリアデスク・クリアスクリーンとは、離席時に机の上や画面上に機密情報を放置しないという、物理的な情報漏洩対策です。クリアデスクは机の上を片付けること、クリアスクリーンは画面をロックして情報を隠すことを指します。
2. 仕組みと種類
クリアデスクでは、帰宅時や長時間離席する際に書類を鍵のかかるキャビネットにしまい、のぞき見や紛失を防ぎます。クリアスクリーンでは、コンピュータから離れる際に画面をロックし、第三者がPCを操作したり画面を見たりできない状態にします。
これらは技術的な制御だけでなく、組織内でのルール運用が不可欠です。どれほど強固なセキュリティソフトを導入していても、目の前の紙や画面が放置されていれば容易に情報が漏れてしまいます。組織的なセキュリティ意識を高めるための基本的な活動です。
3. 試験ごとの視点
ITパスポート試験や情報セキュリティマネジメント試験では、情報セキュリティマネジメントの物理的対策として問われます。技術的な対策ではないため、ヒューマンエラーを防ぐための運用ルールとして、組織全体で徹底されるべき項目として扱われます。
4. 紛らわしい語との違い
アクセス制御とは、IDやパスワードによる論理的な制限ですが、クリアデスク・クリアスクリーンは、目に見える物理的な環境を整える対策です。技術的な防御と組み合わせて運用されるべきものとして整理されます。
5. 身近な例
例えば、カフェで作業中にトイレに行く際、PCをロックせずに席を立つのは違反です。また、重要な顧客名簿を机の上に置いたまま帰宅するのも同様です。これらを防ぎ、常に作業場所をクリーンに保つことが、情報漏洩を防ぐ第一歩となります。
試験で問われること
ITパスポート試験
- クリアデスク・クリアスクリーンは物理的な情報漏洩対策である。
- 技術的な対策ではなく、組織の運用ルールとして徹底されるべき活動である。
- のぞき見防止や書類の持ち出しを防ぐ基本的なセキュリティ慣習である。
情報セキュリティマネジメント試験
- 組織の情報セキュリティ教育で重要視される物理的対策である。
- PCのパスワードロックだけでなく、書類の管理も範囲に含まれる。
- 技術的な防御と併用して実施する必要がある。