えーぴーあい
API
API = Application Programming Interface
プログラム同士が機能を呼び出し合うための接続口です。Webサービスでは、開発者が提供する機能を外部から呼び出せる仕組みを指します。
詳しい説明
APIとは、ソフトウェアやプログラムが、他のソフトウェアの機能やデータを利用するための接続口(インターフェース)のことです。現代のシステム開発において、全ての機能をゼロから作ることは効率が悪いため、他のシステムが既に提供している機能を呼び出すことで、開発スピードと品質を向上させます。例えば、Webサイト上に地図を表示する場合、自社で地図データを持つのではなく、Google Maps APIを呼び出すことで、高度な地図機能を自社サイトに組み込むことができます。
仕組みとしては、利用側(クライアント)が「このデータをください」「この処理をしてください」というリクエストを送り、提供側(サーバー)がそれに対して処理結果(レスポンス)を返すという手順で行われます。Web APIでは、HTTPという通信プロトコルを使い、JSONなどの形式でデータのやり取りが行われるのが一般的です。APIがあることで、異なるシステム同士が連携し、複雑なサービスを短期間で構築できるようになります。
試験では、システム連携の基礎として頻出します。特に、開発の効率化、既存システムの再利用、疎結合(システム間の独立性を保つこと)といったメリットが問われます。また、公開されているAPIをWeb APIと呼び、開発者向けに仕様が公開されている点や、利用には認証(APIキーなど)が必要な場合があることも合わせて押さえておく必要があります。
試験で問われること
ITパスポート試験
- APIがプログラム間の連携を行うための窓口であることを理解する。
- 地図表示やSNS連携など、身近な機能の裏側で動いていることを知る。
- 開発効率化のメリットを押さえる。
基本情報技術者試験
- リクエストとレスポンスの仕組みを理解する。
- Web API(REST APIなど)の概要と、認証方法の基本を知る。
- システム間連携において、疎結合を実現する手段としての役割を理解する。