えーえむえる・しーえふてぃーそりゅーしょん
AML・CFTソリューション
AML = Anti-Money Laundering, CFT = Combating the Financing of Terrorism
金融機関がマネーロンダリングやテロ資金供与を防ぐために導入するシステムです。
詳しい説明
AML・CFTソリューションとは、金融機関がマネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与を防止するために導入するシステムやサービスの総称です。マネーロンダリングとは、犯罪などで得た不正な資金を、架空名義の口座などを経由させて、出所が不明な合法的な資金に見せかける行為です。テロ資金供与はその名の通り、テロ活動を支援するための資金を提供する行為です。これらを放置すると金融機関の信用が失墜するため、対策が強く求められています。
ソリューションは、膨大な取引データをリアルタイムで分析するモニタリングシステムや、制裁対象者リストと顧客情報を照合するフィルタリングシステムなどで構成されます。例えば、通常では考えられない多額の振込があった場合や、短期間に多くの口座を転々とする動きがあった場合、システムが自動的にアラートを出します。担当者はその通知を調査し、犯罪の疑いがある場合には当局へ届け出を行います。近年では、AIを活用して検知精度を高める取り組みが主流です。
試験では、これらがコンプライアンス(法令順守)の最重要項目として問われます。特に、金融機関には顧客の身元を確認する「本人確認(KYC)」の徹底と、疑わしい取引を監視する「モニタリング」の義務があるという点が重要です。ソリューションは、これらを手作業ではなくシステムで効率的かつ確実に実施するための手段であると理解してください。
試験で問われること
ITパスポート試験
- AML(マネロン対策)とCFT(テロ資金対策)の略語と意味を一致させる。
- 金融機関におけるコンプライアンスの代表例であることを知る。
- モニタリングや本人確認の重要性を押さえる。
基本情報技術者試験
- 取引の監視(モニタリング)がシステムによって自動化されていることを理解する。
- 不正検知における機械学習やアルゴリズムの活用事例として認識する。
- 当局への届け出などの業務フローとシステムの連携を意識する。