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けいかりし

経過利子

利付債を利払日以外の時期に売買する際、前回利払日の翌日から売買日までの期間分について、買い手が売り手に支払う利息相当額で、保有期間に応じた利息の公平な分配を図る仕組みです。

詳しい説明

1. 定義

利付債を利払日以外の時期に売買する際、前回の利払日の翌日から売買日までの期間分について、買い手が売り手に支払う利息相当額です。

2. 計算式とその意味

経過利子 = 額面金額 × 表面利率 × 経過日数 ÷ 365 という式で計算します。経過日数は、前回の利払日の翌日から受渡日の前日までの日数です。次回の利払日に買い手が満額の利息を受け取る代わりに、それまで債券を保有していた売り手へ、保有期間分の利息をあらかじめ支払う仕組みです。

3. 実際の数値を使った計算例

額面100万円、表面利率2%の利付債を、前回の利払日から92日後に売買する場合、経過利子は 100万円 × 2% × 92 ÷ 365 ≈ 5,041円です。買い手はこの5,041円を売り手に支払います。

4. 検定試験での視点

経過利子を支払うのは買い手である点、額面金額と表面利率を基準に日割りで計算する点が問われます。次回の利払いで買い手が満額を受け取ることとの整合性もあわせて問われます。

5. 紛らわしい制度・語との違い

利回り計算(直接利回りなど)は投資の収益率を測る指標であるのに対し、経過利子は売買のたびに生じる決済上の受け渡し金額であり、目的が異なります。

試験で問われること

ファイナンシャル・プランニング技能検定

  • 買い手が売り手に支払うルール。
  • 利払日までの日割り計算で行われること。
  • 経過利子分は売却時の収益として処理される点。