安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)
STC Advanced
こくじ
告示
Public Notice
法令の委任を受けた具体的な事項について、大臣が公式に知らせる形式です。委任の連鎖の末端に置かれます。
詳しい説明
1. 定義
告示とは、法令の委任を受けた具体的な事項について、大臣が公式に知らせる形式のことです。委任の連鎖の末端に置かれます。
2. 法令の階層の中での位置づけ
政令や省令にも書ききれない具体的な対象は、告示にゆだねられます。条文に「経済産業大臣が告示で定めるもの」とあれば、その先に告示があります。
輸出令第4条第1項第2号は、無償特例の対象になる貨物の指定を告示にゆだねています。実務ではこの告示を無償告示と呼びます。輸出令別表第3の3も、少額特例の金額が厳しくなる貨物の指定を告示にゆだねています。
3. 通達との違い
告示は、委任を受けた範囲の具体的な指定という点で、法令の体系の一部として働きます。これに対し通達は法令ではなく、行政内部に解釈と運用を示す文書です。どちらも条文の外にありますが、位置づけが違います。
試験で問われること
STC Associate
- 告示が、法令の委任を受けた具体的な事項を大臣が公示する形式であることを押さえる
- 条文の「経済産業大臣が告示で定めるもの」という言葉が、告示への委任の合図である
- 法令ではない通達との位置づけの違いを区別する
- 階層の並びで問われます。委任の言葉を手がかりに、告示までたどる読み方を押さえてください。条文に「告示で定めるもの」とあれば、条文だけでは対象が確定しないという合図です。
最終更新日: 2026/09/23