安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)
STC Advanced
がいこくかわせおよびがいこくぼうえきほう/がいためほう
外国為替及び外国貿易法
外為法
Foreign Exchange and Foreign Trade Act
別称: 外為法
輸出管理を含む対外取引全般を規律する基本法です。外為法と略し、自由を原則として必要最小限の許可制で管理します。
詳しい説明
1. 定義
外国為替及び外国貿易法とは、輸出管理を含む対外取引全般を規律する基本法です。外為法と略します。安全保障輸出管理の根拠となる法律です。
2. 3つのスタンス
自由の原則、平和と安全という目的、必要最小限の許可制という手段の3つで読みます。
第1条は、対外取引が自由に行われることを基本とし、必要最小限の管理または調整を行うことにより、我が国または国際社会の平和及び安全の維持を期すと定めます。この1つの条文の中に3つのスタンスがすべて入っています。第47条は輸出に絞ってもう一度、最少限度の制限の下に許容されると自由の原則を確認します。
条文の語は「必要最小限」です。「必要最大限」と置き換えた正誤問題が定番なので、言葉のまま覚えてください。
3. 体系の中での位置づけ
外為法は枠組みだけを定め、細目を政令と省令にゆだねます。貨物の輸出は第48条第1項が輸出令へ、技術の提供は第25条第1項が外為令へ授権します。別表の仕様は貨物等省令へ、さらに具体的な指定は告示へ続きます。
試験で問われること
STC Associate
- 外為法が対外取引の自由を原則とし、必要最小限の許可制で管理する建て方であることを押さえる
- 第1条の目的、第47条の輸出の原則、第48条第1項と第25条第1項の許可制という役割分担を理解する
- 条文の語は「必要最小限」であり、「必要最大限」ではない
- 制度全体の根拠として問われます。自由が原則で規制は例外という順序、第1条と第47条と第48条・第25条の役割分担を押さえてください。
最終更新日: 2026/09/23