安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)
STC Advanced
けねんこく
懸念国
Country of Concern
大量破壊兵器の開発等の懸念が指摘される国として輸出令別表第4に掲げられた国です。イラン、イラク、北朝鮮の3か国です。
詳しい説明
1. 定義
懸念国とは、大量破壊兵器の開発等の懸念が指摘される国として、輸出令別表第4に掲げられた国のことです。イラン、イラク、北朝鮮の3か国が掲げられています。
2. ほかの地域の区分との対比
輸出令は仕向地を区分し、規制の軽重を変えています。
別表第3のグループAは輸出管理の整った国で、キャッチオール規制が適用されず包括許可などの優遇があります。別表第3の2は国連武器禁輸国・地域で、通常兵器の懸念に関する確認が上乗せされます。
別表第4の懸念国は、この並びのいちばん厳しい側にあり、キャッチオール規制の運用上、とくに慎重な対応が求められます。
3. 区分の外にも目を向ける
区分に載っていない国が安全というわけではありません。レジームに参加していない国や、参加していても運用に懸念が指摘される国への輸出では、リストの該非だけでなく取引全体の懸念の有無を見る目線が要ります。
たとえば中国は4つのレジームのうち原子力供給国グループだけに参加しており、他の3つには参加していません。仕向地の参加状況を知っていることが、その目線の出発点になります。
試験で問われること
STC Associate
- 懸念国が輸出令別表第4に掲げられ、イラン・イラク・北朝鮮の3か国であることを押さえる
- キャッチオール規制の運用上、とくに慎重な対応が求められる
- 別表第3のグループAとの対応を取り違えない
- 別表の番号と区分の対応で問われます。別表第4が懸念国であること、掲げられているのがイラン・イラク・北朝鮮の3か国であることを押さえてください。別表第3のグループAと取り違えないでください。
最終更新日: 2026/09/23