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G検定(ジェネラリスト検定)

おんらいんがくしゅう

オンライン学習

Online Learning

モデルを継続的に、あるいは頻繁に学習し直し、直近に学習したモデルを使う運用方式。動的学習とも呼ばれ、一度だけ学習して使い続ける静的学習(オフライン学習)と対比される。

詳しい説明

学習を一度で終えるか、繰り返すか

Google の Machine Learning Crash Course は、モデルの学習のしかたを大きく2つに分けて説明している。

  • 静的学習(オフライン学習): モデルを一度だけ学習し、その学習済みモデルをしばらくの間そのまま使い続ける。
  • 動的学習(オンライン学習): モデルを継続的に、あるいは少なくとも頻繁に学習し、通常は直近に学習したモデルを使う。

両者の違いは、学習を一度で終えるか、繰り返し行って新しいモデルに入れ替え続けるかという、運用上の違いである。

静的学習のモデルが古くなる例

利用者が花を買う確率を予測するモデルを考える。時間の制約から、このモデルは7月と8月の花の購入行動のデータだけを使って一度だけ学習された。数か月はうまく動いたが、バレンタインデー前後になると予測がひどく悪くなった。花を贈る行事の時期には、利用者の行動が大きく変わるためである。

このように、特徴量とラベルの関係が時間とともに変わると、一度だけ学習したモデルは古くなり、予測が劣化していく。

オンライン学習の利点

最大の利点は適応性である。新しいデータが届くたびにそのデータで学習できるため、モデルは特徴量とラベルの関係の変化に追従し、古くなることによる問題の多くを避けられる。

オンライン学習の欠点

その代わりに手間が増える。新しいモデルを作り、試験し、公開する作業を絶えず続けなければならない。さらに、学習ジョブが健全に、意図どおりに動いているかを継続的に監視する必要がある。不具合のあるジョブや入力データの破損など、学習で問題が起きた場合に備えて、モデルを以前のスナップショットへ戻す(ロールバックする)仕組みのような支える基盤も要る。これに対して静的学習は、学習時の監視の要求が比較的軽く、本番運用で考えるべき多くの事柄から切り離される。

どちらを選ぶか

データセットが本当に時間とともに変わらないなら、作成と保守の費用が安い静的学習を選ぶのがよい。ただしデータセットは時間とともに変わりやすく、海面の高さのように一定だと思える特徴量でも変化しうる。そのため静的学習を選んだ場合でも、入力データの変化は監視し続ける必要がある。

試験で問われること

G検定

  • オンライン学習(動的学習)はモデルを継続的に、あるいは頻繁に学習し直し、通常は直近に学習したモデルを使う方式で、一度だけ学習して同じモデルを使い続ける静的学習(オフライン学習)と対比される。
  • 静的学習のモデルは、特徴量とラベルの関係が時間とともに変わると予測が劣化する。7月と8月のデータで一度だけ学習した花の購入予測モデルが、バレンタインデー前後で大きく外れた例が代表である。
  • オンライン学習の主な利点は適応性であり、新しいデータが届くたびにそのデータで学習できるため、特徴量とラベルの関係の変化に追従し、モデルが古くなる問題の多くを避けられる。
  • オンライン学習の欠点は手間の多さで、新しいモデルの作成・試験・公開を絶えず続け、学習ジョブが健全に動いているかを監視し、問題時に以前のスナップショットへ戻すロールバックの仕組みも用意する必要がある。
  • データが本当に変わらないなら作成と保守の費用が安い静的学習を選ぶが、一定に見える特徴量でもデータは変わりやすいため、静的学習を選んだ場合でも入力データの変化を監視し続ける必要がある。

最終更新日: 2026/09/23