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G検定(ジェネラリスト検定)

くらうど

クラウド

Cloud

クラウド(クラウドコンピューティング)とは、ネットワーク・サーバ・ストレージ・アプリケーションといった計算資源を、ネットワーク経由で必要なときに使えるようにする仕組みのことです。米国国立標準技術研究所(NIST)が2011年に公表した文書 NIST Special Publication 800-145 では、設定可能な計算資源の共有プールに、どこからでも便利にオンデマンドでネットワーク経由でアクセスでき、管理の手間やサービス提供者とのやり取りを最小限にして素早く割り当てと解放ができるモデル、と定義されています。同じ文書は、クラウドを5つの本質的な特徴、3つのサービスモデル、4つのデプロイメントモデルで構成されるものとして整理しています。

詳しい説明

NISTによるクラウドの定義

クラウドコンピューティングの定義としてよく参照されるのが、米国国立標準技術研究所(NIST)の Peter Mell と Timothy Grance による文書 The NIST Definition of Cloud Computing(NIST Special Publication 800-145、2011年9月)です。この文書は、クラウドコンピューティングを、設定可能な計算資源(ネットワーク・サーバ・ストレージ・アプリケーション・サービス等)の共有プールに、どこからでも便利にオンデマンドでネットワーク経由でアクセスでき、管理の手間やサービス提供者とのやり取りを最小限にして素早く割り当てと解放ができるモデルと定義しています。

定義に出てくる語の意味

共有プールとは、計算資源を個々の利用者に固定せず、まとめて用意しておき、複数の利用者が共同で使えるようにした資源の集まりのことです。オンデマンドとは、利用者が必要になったときに、その時点で資源を求めて使えることを指します。プロビジョニングとは、利用者が使えるように計算資源を割り当てて準備することで、定義文の割り当て(provisioned)にあたります。解放(released)は、使い終わった資源を返して共有プールに戻すことです。定義は、この割り当てと解放を、管理の手間や提供者とのやり取りを最小限にして素早く行える点を強調しています。

5つの特徴・3つのサービスモデル・4つのデプロイメントモデル

NISTの文書は、クラウドモデルが5つの本質的な特徴、3つのサービスモデル、4つのデプロイメントモデルで構成されると述べています。5つの特徴は、On-demand self-service、Broad network access、Resource pooling、Rapid elasticity、Measured service です。3つのサービスモデルは、Software as a Service(SaaS)、Platform as a Service(PaaS)、Infrastructure as a Service(IaaS)です。4つのデプロイメントモデルは、Private cloud、Community cloud、Public cloud、Hybrid cloud で、クラウドをどのような形で配置し利用するかの区分です。

試験で問われること

G検定

  • クラウドコンピューティングが、設定可能な計算資源の共有プールにネットワーク経由でオンデマンドにアクセスできるモデルとして定義されていることを確認する。
  • 計算資源を、管理の手間や提供者とのやり取りを最小限にして素早く割り当てと解放ができる点を確認する。
  • NISTの定義が、5つの本質的な特徴・3つのサービスモデル・4つのデプロイメントモデルで構成されていることを確認する。
  • 3つのサービスモデルが Software as a Service、Platform as a Service、Infrastructure as a Service であることを確認する。
  • 4つのデプロイメントモデルが Private cloud、Community cloud、Public cloud、Hybrid cloud であることを確認する。

最終更新日: 2026/09/23