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ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)

3級

きそこうじょ

基礎控除

Basic Deduction

すべての納税者に一律で適用される所得控除です。納税者本人の合計所得金額の段階に応じて控除額が変わり、2,500万円を超えると適用されなくなります。

詳しい説明

1. 定義

すべての納税者に適用される所得控除です。所得の種類や職業を問わず、合計所得金額が一定額以下であれば誰でも差し引けます。

2. 制度・考え方の内訳

控除額は納税者本人の合計所得金額によって決まります。令和7年分では、132万円以下で95万円、132万円超336万円以下で58万円、336万円超489万円以下で68万円と段階が分かれ、所得が上がるにつれて減っていき、2,500万円を超えると0になります(これらの金額は令和7年12月1日施行の規定で、税制改正で動きます)。所得が高いほど控除が細り、最後は無くなるという設計です。所得控除の中では、要件を確かめる手間がほとんど無い点が他と違います。

4. 紛らわしい制度・語との違い

給与所得控除は給与収入から差し引いて給与所得を求めるもので、所得を計算する段階の控除です。基礎控除は、そうして求めた所得の合計から差し引く所得控除で、引く順番が違います。

5. 身近な例

会社員が年末調整の書類を出すとき、扶養親族がいなくても基礎控除は適用されます。特別な申告や証明書は要りません。

試験で問われること

FP技能検定3級

  • 合計所得金額の段階に応じて控除額が変わり、2,500万円を超えると適用されない点が問われます(令和7年分の金額)。
  • 「所得にかかわらず全員が同額」という誤りが定番の引っ掛けです。
  • 給与所得控除(所得を求める段階)と基礎控除(所得から引く段階)の引く順番の違いが問われます。
  • 「基礎控除は所得にかかわらず全員が同額を受けられる」という誤りが定番です。所得の段階ごとに控除額が変わり、2,500万円超で0になることを押さえます。年末調整でも確定申告でも適用され、扶養している人の有無とは無関係である点も問われます。

最終更新日: 2026/09/23