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ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)

2級

ぽーとふぉりおのりたーんとりすく

ポートフォリオのリターンとリスク

Portfolio Return and Risk

組合せ全体の期待収益率は各資産の加重平均ですが、リスクは相関しだいで加重平均より小さくなります。

詳しい説明

1. リターンの計算

ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率を、組入比率で加重平均して求めます。期待収益率4パーセントの資産を60パーセント、1パーセントの資産を40パーセント組み入れれば、全体は2.8パーセントになります。ここに例外はありません。

2. リスクの計算

リスクの側は違います。ポートフォリオの標準偏差は、各資産の標準偏差を組入比率で加重平均した値以下になります。どれだけ小さくなるかは、資産どうしの値動きの連動の度合い、すなわち相関係数で決まります。相関係数はプラス1からマイナス1までの値をとり、プラス1のときだけリスクは加重平均に等しくなり、それより小さければ加重平均を下回ります。マイナス1のとき、組入比率しだいでリスクをゼロにできます。

3. 分散投資の根拠

この非対称が、分散投資が有効である理由です。リターンは薄まるが、リスクはそれ以上に薄まりうるからです。値動きの似ていない資産を組み合わせるほど、この効果は大きくなります。

試験で問われること

FP技能検定2級

  • ポートフォリオの期待収益率が各資産の期待収益率の加重平均で求まる点が問われます。
  • ポートフォリオのリスクは各資産の標準偏差の加重平均以下になり、相関係数で決まる点が問われます。
  • 相関係数がプラス1のときだけリスクが加重平均に等しく、マイナス1ならリスクをゼロにできる点が問われます。

最終更新日: 2026/09/23