ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
さきわたしとりひき
先渡取引
フォワード
Forward Transaction
別称: フォワード
当事者どうしが直接、将来の期日と価格を決めて売買を約束する取引で、取引所を通しません。
詳しい説明
1. 仕組み
先渡取引は、将来の一定の期日に、あらかじめ決めた価格で売買することを、当事者どうしが直接約束する取引です。取引所を通さない相対の取引であり、対象となる物の種類、数量、期日、価格をすべて当事者が自由に決められます。輸出入企業が為替予約によって将来の受払いの為替相場を確定させるのが、身近な例です。
2. 先物取引との違い
先物取引は取引所で行われ、対象・数量・期日が定型化されています。差金決済によって期日前に反対売買で手じまうことができ、取引所が決済を保証するため相手が履行しない心配がありません。先渡取引は条件を自由に決められる代わりに、途中で解消しにくく、相手が履行しない信用リスクを負います。
3. どちらを選ぶか
必要な数量や期日が定型に合うなら先物取引が使いやすく、実際の受渡しを前提とし、金額や期日が中途半端なら先渡取引が向きます。自由度と安全性が逆を向く関係にあります。
試験で問われること
FP技能検定2級
- 当事者どうしが直接、条件を自由に決めて将来の売買を約束する相対の取引である点が問われます。
- 取引所を通さないため、相手が履行しない信用リスクを負う点が問われます。
- 先物取引が定型化され取引所が決済を保証するのに対し、先渡取引は自由度が高い代わりに解消しにくい点が問われます。
最終更新日: 2026/09/23