ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
えんちょうほけん
延長保険
Extended Term Insurance
保険料の払込みを止め、それまでに積み立てた解約返戻金を元手に、死亡保障額を維持したまま保険期間を短縮して定期保険へ変更する制度で、付加していた特約は消滅します。
詳しい説明
1. 定義
保険料の払込みを中止し、その時点の解約返戻金を元手に、死亡保障額は変えずに保険期間を短縮して、定期保険へ変更する制度です。
2. 払済保険との対比
同じなのは、保険料の払込みを止め、解約返戻金を元手に契約を続ける点です。違うのは、何を維持して何を変えるかです。
| 制度 | 変えないもの | 変えるもの |
|---|---|---|
| 払済保険 | 保険期間 | 保険金額(減額) |
| 延長保険 | 保険金額 | 保険期間(短縮・定期保険へ) |
延長保険は「金額はそのまま、期間を短くする」、払済保険は「期間はそのまま、金額を下げる」という向きの違いです。延長保険では、変更後は必ず定期保険になります(元が終身保険や養老保険でも)。付いていた特約は消滅します。
4. 身近な例
死亡保障額だけは減らしたくない場合、保障期間が短くなっても構わなければ延長保険を選びます。
試験で問われること
FP技能検定3級
- 延長保険は保険金額を維持し、保険期間を短縮して定期保険にする点が最頻出です。
- 払済保険との対応(払済保険は期間を維持・延長保険は金額を維持)が問われます。
- 変更後は必ず定期保険になり、特約は消滅する点が問われます。
- 保険金額を維持するのが延長保険という対応が最頻出です。変更後は定期保険になる(保険期間が元の契約より短くなることがある)点もあわせて問われます。
最終更新日: 2026/09/23