ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
はいとうこうじょ
配当控除
Dividend Tax Credit
法人税と所得税の二重課税を排除するために設けられた税額控除です。総合課税を選択した配当所得に一定率を掛けて計算します。
詳しい説明
1. 定義
配当控除は、法人税と所得税の二重課税を排除するために設けられた税額控除です。
2. 計算式とその意味
総合課税を選択した配当所得について、配当所得の金額に一定率(課税総所得金額1,000万円以下の部分は10%)を掛けた金額を税額から控除します。株式の配当金には既に法人側で法人税が課されており、受取人の所得税でも課税されると二重負担になるため、一定額を所得税から控除します。
3. 実際の数値を使った計算例
総合課税を選んだ配当所得が20万円ある場合(課税総所得金額が1,000万円以下)、配当控除は20万円×10%=2万円が税額から直接差し引かれます。
5. 紛らわしい制度・語との違い
所得控除は課税所得を減らす仕組みですが、配当控除は税額控除なので算出した税額から直接差し引く点が異なります。
試験で問われること
FP技能検定3級
- 総合課税を選択した場合のみ適用される点が頻出です。
- 二重課税を調整するための制度である趣旨が問われます。
- 申告分離課税を選択した場合は適用されない点が問われます。
- 適用条件(総合課税選択時のみ)と控除率(原則10%)が最頻出です。
最終更新日: 2026/09/23