ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
しょうひんふぁんど
商品ファンド
Commodity Fund
原油や穀物、貴金属などの商品先物を主な運用対象とするファンドで、代替投資に分類されます。
詳しい説明
1. 仕組み
商品ファンドは、投資家から集めた資金を、原油・天然ガスなどのエネルギー、金・銀などの貴金属、穀物といった商品の先物やその関連する取引で運用するファンドです。商品投資に係る事業の規制に関する法律にもとづいて販売されるものが典型で、運用の指図を行う商品投資顧問業者が置かれます。
2. なぜ組み入れるか
商品の価格は、株式や債券とは別の要因、すなわち産出量、天候、地政学的な事情、在庫の水準などで動きます。値動きが株式・債券と連動しにくいため、代替投資として分散の効果が期待されます。また、物価が上がる局面では商品価格も上がりやすいため、インフレーションへの備えとして位置づけられることがあります。
3. 注意する点
商品そのものは利息も配当も生みません。値上がり益だけが収益の源であり、価格が動かなければ手数料の分だけ目減りします。先物を使うため、限月をつなぎ替えるたびに費用が生じることもあります。価格の振れ幅は株式より大きくなることがあります。
試験で問われること
FP技能検定2級
- 商品先物などを運用対象とし、代替投資に分類される点が問われます。
- 株式・債券と値動きが連動しにくく、分散やインフレーションへの備えとして使われる点が問われます。
- 商品そのものは利息も配当も生まず、収益の源が値上がり益に限られる点が問われます。
最終更新日: 2026/09/23