安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)
STC Advanced
そーすこーど
ソースコード
Source Code under Export Administration Regulations
ソフトウェアの設計情報やプログラムの記述自体を指します。米国輸出管理規則では、ソフトウェアの実行形式だけでなく、ソースコードの提供も技術提供として厳格に管理されます。
詳しい説明
1. 定義
ソースコードは、ソフトウェアの表現方法の一つで、人間が理解できる形式で記述されたプログラムのことです。これをオブジェクトコード(二進数で表記され、コンピュータが実行できる形式)に変換して実行させます。
2. 制度・考え方の内訳
米国輸出管理規則(EAR)では、オブジェクトコード(実行形式)だけでなく、ソースコードそのものの提供・開示も技術提供として厳格に規制されます。米国以外の国において、その国以外の国籍者にソースコードを開示する行為は「みなし再輸出」として再輸出規制の対象になります。
4. 紛らわしい制度・語との違い
オブジェクトコードとの違いは、ソースコードが人間可読な記述形式であるのに対し、オブジェクトコードはコンピュータが直接実行できる二進数形式である点です。EARはどちらも技術提供として規制対象にします。
5. 身近な例
暗号化ソフトウェアのソースコードを、海外の技術者に開示(レビュー依頼等)する場合、その相手の国籍によってはみなし再輸出として規制対象になることがあります。
試験で問われること
STC Advanced
- ソースコードが技術提供の対象となる範囲が問われます。
- ソースコードの輸出におけるライセンス要件の判断が問われます。
- ソースコードとオブジェクトコードの違い、ソースコードの開示がみなし再輸出に該当する場合が頻出論点です。
最終更新日: 2026/09/23