安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)
STC Advanced
がいひはんていしょ
該非判定書
Classification Determination Document
該非判定の結果と根拠を示す文書です。項番・条・仕様値まで書かれていることが、後から確かめられる条件になります。
詳しい説明
1. 定義
該非判定書とは、該非判定の結果と根拠を示す文書のことです。税関への説明にも、社内の記録にも使われます。
2. 判定の実務の中での位置づけ
判定の価値は、結論ではなく再現できる根拠にあります。「非該当」の一言は、法令が改正された瞬間に検証不能な過去の意見になります。項番・条・仕様値まで書かれた判定書は、改正時にどの判定を見直すべきかを機械的に洗い出せます。
書式としては、CISTECが様式を公表している項目別対比表やパラメータシートが使われます。項番と仕様の照合を1件ずつ記録する形です。
3. 他社の判定書を使うときに確かめること
3つあります。判定の対象が自社の輸出する製品と同じ型式・構成か。判定が現行の法令の版で行われているか。判定の根拠が書かれているか。結論だけの文書は確かめようがありません。
判定書に法令の版(施行日)を書き残す習慣が、この確認を可能にします。購入と輸出の間に時間が空く場合は、判定時と輸出時で版が変わっていないかを確かめます。
試験で問われること
STC Associate
- 該非判定書が、判定の結果と根拠を示す文書であることを押さえる
- 他社の判定書は、対象・法令の版・根拠の3点を確かめてから使う
- 判定書は根拠資料であり、判定の責任を移すものではない
- 自己判定の原則と結びつけて問われます。判定書は根拠資料であって、判定の責任を移すものではありません。税関は輸出申告の際に許可の要否を確認する(輸出令第5条第1項)ので、判定書はその確認への説明資料になります。
最終更新日: 2026/09/23