日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記)
2級
しかかりひん
仕掛品
Work in Process
製造業において、現在製造中の製品を指す資産の勘定科目です。材料費・加工費の合計額で評価し、完成すると製品へ振り替えます。
詳しい説明
1. 定義
仕掛品は、製造業において、現在製造中の製品を指す資産の勘定科目です。
2. 製品との対比
仕掛品は、原材料を投入し、加工の途中で完成していない状態のもので、かかった材料費や加工費の合計額で評価します。製品は、製造工程が完了し、販売可能な状態にある在庫です。製品が完成した時点で、仕掛品から製品へ振り替えます。
3. 実際の数値を使った計算例
材料費100,000円と加工費50,000円を投入して製造中の商品がある場合、仕掛品という資産として150,000円(100,000円+50,000円)を計上します。
5. 紛らわしい制度・語との違い
原材料は製造に使う材料そのものを指し、仕掛品はその原材料に加工費が加わった製造途中の状態を指す点で異なります。
試験で問われること
日商簿記2級
- 製品が完成した段階で仕掛品から製品へ振り替える仕訳が問われます。
- 月初と月末の仕掛品を考慮して、当期製造原価を算出する計算が問われます。
- 製造原価報告書における仕掛品の取り扱いが計算問題として出題されます。
- 製造原価報告書を作成する際、月初仕掛品と月末仕掛品の金額を正しく計算して、当期に完成した製品の製造原価を算出できるかが最頻出です。
最終更新日: 2026/09/23