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日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記)

2級

こていひちょうせい

固定費調整

Fixed Cost Adjustment

全部原価計算における営業利益と、直接原価計算における営業利益との差額を調整する手続きです。期末棚卸資産に含まれる固定製造間接費の額が原因です。

詳しい説明

1. 定義

固定費調整は、全部原価計算における営業利益と、直接原価計算における営業利益との差額を調整する手続きです。

2. 制度・考え方の内訳

両者の利益の差は、期末棚卸資産に含まれる固定製造間接費の額に起因します。棚卸資産が期末に増減した分だけ、固定製造間接費が製品原価に含まれるか(全部原価計算)、費用化されるか(直接原価計算)の扱いの違いが利益に影響します。

4. 紛らわしい制度・語との違い

全部原価計算・直接原価計算はそれぞれの利益計算の方法そのものを指し、固定費調整はその2つの利益の差額を調整する手続きを指す点で異なります。

試験で問われること

日商簿記2級

  • 期末棚卸資産に含まれる固定製造間接費の増減分を調整して営業利益を導くプロセスが問われます。
  • 直接原価計算の営業利益を基準として、全部原価計算の営業利益を求める手続きが頻出です。
  • 製造間接費の差異配賦と混同しないよう注意が必要です。
  • この利益調整計算を行い、両方の計算手法における営業利益の整合性を確認する問題が最頻出です。

最終更新日: 2026/09/23