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日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記)

2級

のれんしょうきゃく

のれん償却

Amortization of Goodwill

企業買収で生じた超過収益力を一定期間で費用配分する手続きです。日商簿記検定では、販売費および一般管理費として処理することが重要です。20年以内の合理的な期間で毎期償却を行います。

詳しい説明

1. 定義

資本連結で計上した「のれん」を、一定期間にわたって費用として配分する手続きです。

2. 計算式とその意味

毎期の償却額 = のれんの金額 ÷ 償却期間(20年以内の合理的な期間)

定額法で、毎期同額を償却するのが基本です。償却額は連結損益計算書の販売費及び一般管理費に「のれん償却」として計上し、貸方はのれん(資産の減少)です。

3. 実際の数値を使った計算例

支配獲得時に計上したのれんが200,000円、償却期間を10年とした場合、毎期の償却額は 200,000円 ÷ 10年 = 20,000円 です。

(借)のれん償却 20,000 /(貸)のれん 20,000

10年後にはのれんの帳簿価額は0円になります。

5. 紛らわしい制度・語との違い

負ののれん発生益は、取得対価が純資産の時価より少ない場合に生じる利益で、償却しません(発生した期に一括計上)。のれん償却は、取得対価が上回った場合に生じる資産を、複数期にわたって費用化する処理です。

試験で問われること

日商簿記2級

  • 償却額 = のれん ÷ 償却期間(20年以内)という計算式が問われます。
  • 償却額は連結損益計算書の販売費及び一般管理費に計上する点が問われます。
  • 負ののれん発生益は償却しない(一括計上)という対比が問われます。
  • 償却額の計算式(のれん ÷ 償却期間)と、販売費及び一般管理費に計上する点が最頻出です。負ののれんは償却せず、発生時に一括で利益にする点との対比もよく問われます。

最終更新日: 2026/09/23