ITパスポート試験
とうしりえきりつ
投資利益率
ROI
Return on Investment
投じた金額に対してどれだけの利益が得られたかを、割合で示す指標です。
詳しい説明
1. 定義
投資利益率とは、投じた金額に対してどれだけの利益が得られたかを割合で示す指標のことです。英語の頭文字をとって ROI とも呼びます。
2. 計算式
投資利益率 = 利益 ÷ 投資額 × 100(%)
分子の利益は、その投資によって増えた利益(増えた売上から、増えた費用を引いたもの)を使います。投資をしなくても得られたはずの利益を分子に入れてしまうと、投資の効果を過大に見せることになります。
3. 計算例
500万円をかけて業務のしくみを入れ替え、その結果として年に150万円の費用が減ったとします。投資利益率は 150 ÷ 500 × 100 で 30%です。
同じ年150万円の効果でも、投資額が1,000万円なら 150 ÷ 1,000 × 100 で 15%になります。得られた効果が同じでも、かけた金額が違えば評価は変わります。2つの案のどちらを選ぶかを決めるときに、この割合で並べて比べます。
ただし、この計算は何年ぶんの効果を分子に入れたかで数字が変わります。案どうしを比べるときは、期間の取りかたを揃えないと比較になりません。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 利益 ÷ 投資額 で求められることを覚える
- IT投資の費用対効果を比べるために使うことを理解する
- 投資額が違えば、同じ効果でも評価が変わることを理解する
- IT投資の効果を評価する設問で、費用対効果を表す指標として出ます。分子に何を置くか、期間を揃えるかが判断の分かれ目です。
最終更新日: 2026/09/14