G検定(ジェネラリスト検定)
えーじぇんと
エージェント
Agent
エージェントとは、センサーを通じて環境を知覚し、アクチュエータを通じて環境に行動するものです。
詳しい説明
センサーで知覚し、アクチュエータで行動するもの
Russell と Norvig の教科書 Artificial Intelligence: A Modern Approach の著者公式サイトで公開されている第2章の講義スライドでは、エージェントを次のように図示しています。エージェントは、センサー(sensors)を通じて環境(environment)から知覚(percepts)を受け取ります。そして、アクチュエータ(actuators)を通じて環境に対して行動(actions)を起こします。
この説明で押さえておきたい要素は4つです。
- 環境(environment): エージェントが知覚し、行動を向ける対象です。
- 知覚(percepts): センサーを通じてエージェントが受け取るものです。
- センサー(sensors): 環境を知覚するための部分です。
- アクチュエータ(actuators): 環境に行動するための部分です。
エージェント関数とエージェントプログラムの違い
同じスライドでは、エージェントを2つの面から定義しています。
エージェント関数は、知覚の履歴から行動への写像として定義されています。式で書くと f: P* から A への写像 です。P は知覚、A は行動を表し、P* はそれまでに受け取った知覚の並び、つまり知覚の履歴を表します。これまでに何を知覚してきたかに応じて、どの行動をとるかを決めるのがエージェント関数です。
エージェントプログラムは、このエージェント関数 f を物理的な構成の上で実現するものです。
人間からサーモスタットまで含まれるエージェントの例
スライドでは、エージェントの例として次のものを挙げています。
- 人間
- ロボット
- ソフトボット
- サーモスタット
G検定シラバスでの位置づけ
G検定シラバス2024では、エージェントは中項目1. 人工知能の定義のキーワードに挙げられています。同じ中項目には、人工知能・AI効果・機械学習・ディープラーニングもキーワードとして並んでいます。
試験で問われること
G検定
- エージェントは、センサーを通じて環境を知覚し、アクチュエータを通じて環境に行動するものとして説明されます。
- エージェント関数は、知覚の履歴から行動への写像(f: P* から A への写像)として定義されます。
- エージェントプログラムは、エージェント関数 f を物理的な構成の上で実現するものです。エージェント関数とは別のものとして区別されています。
- エージェントの例には、人間・ロボット・ソフトボット・サーモスタットが挙げられています。
- G検定シラバス2024では、中項目1. 人工知能の定義のキーワードとして、人工知能・AI効果・機械学習・ディープラーニングと並んで挙げられています。
最終更新日: 2026/09/23