ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
うんようときゅうふ
運用と給付
Management and Benefits
確定拠出年金で加入者自身が運用商品を選び、その運用結果に応じた額を給付として受け取る仕組みです。
詳しい説明
1. 運用
確定拠出年金では、拠出された掛金を加入者自身が運用します。運営管理機関が提示する運用商品の中から加入者が選び、配分割合を決めます。運用商品は預貯金・保険といった元本確保型と、投資信託などの価格変動型に分かれます。配分の変更や、すでに積み立てた資産の預け替えも加入者が行えます。運用の結果は加入者に帰属するため、給付額は運用成績によって増減します。
2. 給付
給付には老齢給付金、障害給付金、死亡一時金の3つがあります。老齢給付金は原則として60歳から受け取れますが、通算加入者等期間が10年に満たない場合は受給開始可能年齢が段階的に繰り下がります。受取方法は年金、一時金、その併用から選べます。年金として受け取れば公的年金等控除、一時金として受け取れば退職所得控除の対象になります。
3. 確定給付企業年金との違い
確定給付企業年金は、あらかじめ給付額が定められ、運用のリスクは事業主が負います。確定拠出年金は拠出額だけが定まっていて、運用のリスクは加入者が負います。この負担の向きの違いが、両制度を分ける最も大きな点です。
試験で問われること
FP技能検定2級
- 確定拠出年金では運用商品の選択と配分を加入者自身が行い、運用の結果が給付額に反映される点が問われます。
- 老齢給付金は原則60歳から受け取れ、通算加入者等期間が10年未満だと受給開始可能年齢が繰り下がる点が問われます。
- 年金で受け取れば公的年金等控除、一時金で受け取れば退職所得控除の対象になる点が問われます。
最終更新日: 2026/09/23