ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
りゅうどうかしょうひん
流動化商品
Liquidation Products
売掛債権や貸付債権など換金しにくい資産を、譲り渡せる形に変えて資金化した商品です。
詳しい説明
1. 何をする商品か
流動化商品は、そのままでは換金しにくい資産を、譲り渡せる形に変えて資金化した商品です。企業が持つ売掛債権、金融機関が持つ貸付債権、不動産などが対象になります。原資産を保有していた者は、満期を待たずに資金を手にすることができ、貸借対照表から資産を切り離す効果も得られます。
2. 仕組み
原資産の保有者が、特別目的会社などへ資産を譲渡します。特別目的会社は、その資産から生じる回収金を裏づけとして証券を発行し、投資家へ販売します。原資産の保有者の信用力ではなく、譲渡された資産そのものの回収の見込みが投資家の判断材料になる点が特徴です。
3. 証券化商品との違い
流動化と証券化は重なる部分が大きく、細目でも並べて掲げられています。区別するなら、流動化は資産を資金に換えるという目的を指す言葉、証券化は証券の形にするという手段を指す言葉です。流動化の手段として証券化が使われることが多いため、実務では同じ商品を指して両方の呼び方がされます。
試験で問われること
FP技能検定2級
- 換金しにくい資産を譲り渡せる形に変えて資金化する商品である点が問われます。
- 特別目的会社へ資産を譲渡し、その資産の回収金を裏づけに証券を発行する仕組みが問われます。
- 投資家の判断材料が、原資産を持っていた者の信用力ではなく譲渡された資産の回収の見込みである点が問われます。
最終更新日: 2026/09/23