ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
がいかだてさいけんのしんようりすく
外貨建債券の信用リスク
Credit Risk of Foreign Currency Denominated Bonds
外貨建債券の発行体が利息や元本を支払えなくなる危険で、為替の変動とは別に生じるリスクです。
詳しい説明
1. 何のリスクか
外貨建債券の信用リスクは、その債券を発行した者が、約束どおりに利息や元本を支払えなくなる危険です。為替相場がどう動くかとは無関係に生じます。発行体が外国の政府であれば、その国の財政や外貨の準備高が問われ、外国の企業であれば、その企業の収益力と財務の状態が問われます。
2. 何で測るか
目安になるのが信用格付です。格付が高いほど利回りは低く、格付が低いほど高い利回りが求められます。この差が利回り格差です。同じ通貨・同じ残存期間の債券で利回りに差があれば、その差はおおむね信用力の差を表しています。利回りが高い債券は、それだけの理由があると読みます。
3. 3つのリスクの区別
細目は外貨建債券について信用リスク・金利リスク・通貨リスクの3つを並べています。信用リスクは発行体が払えるかどうか、金利リスクは市場金利の変動で価格が動くこと、通貨リスクは為替相場の変動で円換算額が動くことです。3つは別々に生じ、同時に重なることもあります。
試験で問われること
FP技能検定2級
- 信用リスクが、為替の変動とは別に、発行体が支払えなくなる危険である点が問われます。
- 信用格付が低いほど高い利回りが求められ、その差が利回り格差として現れる点が問われます。
- 外貨建債券には信用リスク・金利リスク・通貨リスクの3つが別々に生じる点が問われます。
最終更新日: 2026/09/23