ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
そんえきつうさん
損益通算
Aggregation of Profit and Loss
不動産所得、事業所得、山林所得、譲渡所得において生じた赤字を、他の所得の黒字と相殺して所得金額を減らす制度です。
詳しい説明
1. 定義
損益通算とは、不動産所得、事業所得、山林所得、譲渡所得において生じた赤字(損失)を、他の所得の黒字と相殺して所得金額を減らす制度です。
2. 計算式とその意味
通算後の所得金額は、黒字の所得の合計から損益通算できる赤字の所得の合計を差し引いて求めます。対象は4種類の所得に限られ、分離課税の対象となる譲渡所得(土地・建物・株式等)の一部は損益通算の対象外です。
3. 実際の数値を使った計算例
給与所得400万円、不動産所得の赤字が50万円ある場合、損益通算後の所得は400万円から50万円を差し引いた350万円になります。
5. 紛らわしい制度・語との違い
損益通算は同じ年の所得どうしを相殺する仕組みで、繰越し・繰戻しは年をまたいで赤字を調整する仕組みという違いがあります。
試験で問われること
FP技能検定3級
- 損益通算の対象となる所得(不動産・事業・山林・譲渡)が問われます。
- 損益通算を行う順序が問われることがあります。
- 損益通算できない所得(生活に通常必要ない資産の譲渡損失など)が頻出です。
- 損益通算の対象となる4所得(不動産・事業・山林・譲渡)と、対象外となる典型例(土地・建物・株式等の譲渡損失、生活に通常必要でない資産の譲渡損失など)が最頻出です。
最終更新日: 2026/09/23