基本情報技術者試験
たんせいどふどうしょうすうてんすう
単精度浮動小数点数
Single-precision Floating-point Number
別称: 32ビット浮動小数点数
32ビットで実数を表す浮動小数点数の形式です。符号・指数・仮数に分けて使います。
詳しい説明
1. 定義
単精度浮動小数点数とは、32ビットを使って実数を表す浮動小数点数の形式のことです。
2. 紛らわしい形式との違い
浮動小数点数は、32ビットを符号部・指数部・仮数部に分けて使います。IEEE 754 という規格では、単精度は符号部1ビット・指数部8ビット・仮数部23ビットです。
倍精度浮動小数点数は64ビットを使い、符号部1ビット・指数部11ビット・仮数部52ビットに分けます。仮数部が増えると表せる細かさが上がり、指数部が増えると扱える大きさの幅が広がります。
固定小数点数は、小数点の位置を決め打ちにする形式です。位置が動かないぶん計算は速くなりますが、扱える範囲が狭くなります。浮動小数点数は小数点の位置を指数で動かせるので、非常に大きい数と非常に小さい数を同じ形式で扱えます。
単精度は、使うビットが半分で済むぶん記憶領域を節約でき、まとめて計算するときに速くなります。細かさより量と速さが要る場面で選ばれます。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- 32ビットを符号部・指数部・仮数部に分けることを説明できる
- 倍精度との違いを、ビット数と表せる細かさで比べられる
- 固定小数点数との違い(小数点の位置が動くか)を理解する
- 数値の表現を扱う設問で、倍精度浮動小数点数・固定小数点数と並べて出ます。ビット数の割り当てと、精度と範囲のどちらに効くかが要点です。
最終更新日: 2026/09/23