基本情報技術者試験
きのうすいろん
帰納推論
Inductive Reasoning
複数の具体的な観察結果から共通するパターンを見つけ出し、そこから一般的な法則や仮説を導き出す思考手法です。
詳しい説明
帰納推論とは、複数の具体的な事例から共通点を見つけ出し、そこから一般的な法則や結論を導き出す思考方法です。個別の現象を観察して、全体の傾向を予測するアプローチとして、科学的な発見や仮説立案に不可欠です。
具体的には、過去の成功例を集めて共通する要素を抽出し、それを今後の成功法則として適用するようなプロセスを指します。経験に基づいた予測が可能になる一方、観測した範囲外の例外的な事象については保証されないという側面があります。
演繹推論との違いが試験の頻出ポイントです。演繹推論は一般的な法則から個別の結論を導きますが、帰納推論は具体例から法則を導きます。論理的な確実性か、新しい発見の可能性かという性質の違いを理解しておく必要があります。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- 演繹推論は前提が正しければ結論も必ず正しくなりますが、帰納推論は観察を増やしても結論が必ず正しいとは限りません。この確からしさの違いが要点です。
- 命題論理や述語論理と並べて出題されます。演繹は一般から個別へ、帰納は個別から一般へ向かう推論であり、向きを入れ替えた選択肢に注意します。
- 機械学習は与えられた事例からモデルを作るため帰納推論に当たり、規則を人が書き下すルールベースの推論は演繹に近い、という対応で問われます。
最終更新日: 2026/09/14