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基本情報技術者試験

でじたるついん

デジタルツイン

Digital Twin

現実にある物や設備、都市の状態をデータで写し取り、コンピュータの中に同じふるまいをする複製を作るしくみです。現実と写しが対になって動きます。

詳しい説明

1. 定義

デジタルツインとは、現実にある物や設備、都市の状態をデータで写し取り、コンピュータの中に同じふるまいをする複製を作るしくみのことです。双子という名のとおり、現実の側と写しの側が対になって動きます。

2. しくみの内訳

写し取る段階があります。センサーで現実の状態を集め、コンピュータの中の模型へ反映します。

動かして試す段階があります。現実では試せない条件を写しの側で動かし、結果を見ます。壊れる条件や、めったに起きない状況を安全に試せます。

現実へ返す段階があります。試した結果を、実際の運転や設計に反映します。現実の側が変われば写しも変わり、写しで得た結果が現実を変えるという往復が続く点が、ただの3次元の模型との違いです。

4. 紛らわしい語との違い

シミュレーションは、模型を動かして結果を見る行為そのものを指します。デジタルツインは、現実の状態を絶えず取り込んで写しを最新に保つところまでを含みます。サイバーフィジカルシステムは、現実と仮想が結びついたしくみ全体を指す、より広い呼び名です。

5. 身近な例

工場の生産ラインをそのままコンピュータの中に作り、実際の稼働データを流し込む。並び順を変えたらどれだけ速くなるかを写しの側で試し、良い結果が出た並びを現実のラインへ適用する、という使い方です。

試験で問われること

基本情報技術者試験

  • 写し取る・動かして試す・現実へ返すの往復が続くしくみであること
  • シミュレーションが行為そのもの、デジタルツインが最新に保つところまで含むという違い
  • 基本情報技術者試験の用語例でも、サイバーフィジカルシステムと隣り合って置かれています。2つは近い考え方なので、現実と仮想が行き来するという共通点で押さえます。

最終更新日: 2026/09/23