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安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)

STC Advanced

STC Advanced とは

更新 2026-09-29

CISTECが実施する安全保障輸出管理実務能力認定試験の上位区分 STC Advanced がどんな試験か、Associate との違い(試験範囲に米国再輸出規制 EAR が入る・択一式・70分)、受験料・合格の目安までを公式情報にもとづいて解説します。

STC Advanced は、一般財団法人安全保障貿易情報センター(CISTEC)が実施する安全保障輸出管理実務能力認定試験の上位区分です。輸出管理の実務を担う人が、日本の外為法に加えて米国再輸出規制(EAR)までを扱える力を測ります。

学ぶ内容と位置づけ

安全保障輸出管理実務能力認定試験には、入門のSTC Associateと上位のSTC Advancedがあり、さらに上に STC Expert・STC Legal Expert があります。AdvancedがAssociateと大きく違うのは、試験範囲に米国再輸出規制(EAR)が入ることです。

STC AssociateSTC Advanced
試験範囲外為法第25条・第48条第1項に関する輸出管理実務同左に加えて米国再輸出規制(EAR)
出題形式正誤○×問題択一式(主に三肢から1つ選択)
問題数・時間25問・40分25問・70分

EARは米国の輸出管理規則で、米国原産の貨物や技術が米国の外で再び国境を越える取引にも及びます(域外適用)。日本企業の輸出実務でも、米国製の部品や技術を組み込んだ製品を扱う場面でEARの判断が要るため、Advancedはここまでを試験範囲にしています。

試験制度

試験は会場受験(マークシート方式)とオンライン受験があり、どちらも択一式・25問・70分・25点満点です。受験資格は、会場受験・オンライン受験とも「日本国内で受験可能な方」です。

  • 出題形式は択一式で、主に三肢の中から1つを選ぶ形式です。三肢のパターンは複数種類あります。
  • 受験料は7,700円(税込)です。賛助会員・大学会員・一般とも同額です。
  • 合格点は回ごとに設定されます。CISTECが公表する受験データでは、第1回から第23回までの合格点の平均は17.52点、合格率の平均は50.13パーセントです。CISTECは合格率をおおむね50〜60パーセントと説明しています。
  • 試験は年2回程度実施され、施行時点の法令に準拠して出題されます。

Associateの正誤○×と違い、Advancedの択一式は3つの選択肢から正しいもの(または誤っているもの)を見分けます。1問あたりに使える時間はAssociateの約1.6分に対して2.8分と長く、そのぶん1問の判断が重くなります。

学習の指針

Advancedの学習は、Associateの範囲(外為法・輸出令・外為令と該非判定・キャッチオール規制・許可手続)を土台に、EARの層を積み上げる形になります。当サービスの教材も、日本の法令の各章のうえにEARの章を置いています。

EARの学習では、日本の制度との対応を手がかりにすると迷いにくくなります。CCL(規制品目リスト)は輸出令別表第1に、エンティティリストは外国ユーザーリストに、それぞれ役割が対応します。一方で、de minimisルールや直接製品規則のように日本の制度に対応物が無い仕組みもあり、そこがAdvancedの山場です。

学習の進め方は、次のページから確認できます。

更新履歴と出典

このページは、一般財団法人安全保障貿易情報センター(CISTEC)が公表する公式情報にもとづいています。おもな出典は次のとおりです。

試験の制度や出題の範囲、受験料は改定されることがあります。受験の際は、CISTECの最新の公式情報をあわせてご確認ください。このページは、公式の発表に応じて更新します。

このページは2026年8月27日に作成しました。新しい公式発表があれば内容を見直します。